GMOAPI/クレジット概要・基本事項


{success} GMO のサービスを利用する際の、利用フローや概要を明記します。多くて読みにくいですが大事なので頑張って。


会員情報

{primary} GMO のクレジットサービスを利用するうえで必要な ID と PASSWORD を記載します。

開発
名称 内容
ショップ管理画面URL https://kt01.mul-pay.jp/mulpayconsole/shop/tshop00053602
ショップ ID tshop00053602
ショップパスワード password_123456
サイト管理画面URL https://kt01.mul-pay.jp/mulpayconsole/site/tsite00045894/
サイト ID tsite00045894
サイトパスワード password_123456
本番
名称 内容
ショップ管理画面URL https://knp01.mul-pay.jp/mulpayconsole/shop/9200003618597/login
ショップ ID 9200003618597
ショップパスワード password_123456
サイト管理画面URL https://knp01.mul-pay.jp/mulpayconsole/site/mst2000028379/
サイト ID mst2000028379
サイトパスワード password_456789

ログインIDは「ADMINISTRATOR」


参考資料

クレジット決済公式資料


概要

GMOのサービス「クレジット決済」を本システムの利用料徴収のために利用します。

基本的に本システムKIZUNAで入力を受付 →GMOにも登録 →GMOの情報とKIZUNAの情報一致させながら管理していきます。

尚、GMO側への登録や変更などの操作はGMOから提供されているAPIを利用します。

また GMO クレジットサービスを利用するにあたり 論理モード カードトークン化 を利用します。


独自ルール・注意点

{danger} プリペイドカードの登録は NG とする

{danger} GMO 会員 ID だけ監理すれば、すべてできる


状態偏移

{primary} クレジット決済公式資料 14P

{warning} 利用予定のステータスは 1/2/4/5/7 (イレギュラーで 6 が利用されるかもしれない現状想定無し)10/11 謎

次項の利用フローに関連するため GMO 側の取引状態をまずは記載します。(GMO側の請求情報レコードのステータス一覧)

No. 取引状態 システム上のステータス 説明
1 未決済 UNPROCESSED 決済が完了していない状態(お客様がご注文途中に離脱が主な原因)
2 未決済(3DS 登録済み) AUTHENTICATED 決済が完了していない状態(お客様が 3DS 認証情報を入力する状態)
3 仮売上 AUTH 決済が正常に完了し、カード限度額を確保した状態(お客様への請求は発生しませんが、カード会社によっては明細(Web)には記載あり)
4 実売上 SALES 仮売上後に、売上確定した状態(お客様への請求が発生)
5 即時売上 CAPTURE 売上が確定した状態
6 取消 VOID 売上が取り消された状態
7 キャンセル CANCEL 取引がキャンセルされた状態
8 返品 RETURN 仮売上、実売上、即時売上をキャンセルした状態(該当取引が実売上、即時売上の場合は、お客様への返金処理対象)
9 月跨返品 RETURNX 実売上、即時売上をキャンセルした状態(仮売上には使用できず、仮売上の場合は月を跨いでも返品)
10 簡易オーソリ SAUTH 決済が正常に完了し、カード限度額を確保した状態(お客様への請求は発生しませんが、カード会社によっては明細(Web)には記載あり)
11 有効性チェック CHECK 決済が正常に完了し、カードの有効性確認ができた状態

実売上 : 仮売上から売上確定した状態

即時売上: 決済が正常に完了し、売上が確定した状態

◆ お客様に対して

カードご利用代金の請求処理が行われます。

・一般的には【実売上】【即時売上】の処理日が、

クレジットカードご利用明細の「ご利用日」 として掲載されます。


利用フロー

{primary} クレジット決済公式資料 13P

{warning} 主に 2 パターン(初期決済と月決済)あるがどちらもタイミングは違えど同じフローとなる

支払方法の登録・更新
1

会員登録

認証時 GMO の会員登録 API 実行

※返却された(登録された)ID と監理団体紐づけ

※この返却された ID「会員 ID」が重要となる

2

カードの登録(登録可能か判定する)

GMO のカード属性紹介 API を実行し、カードの有効判定と共にブランドを取得する。

※ENUM:1 = VISA, 5 = MASTER, 10 = JCB, 15 = AMEX, 20 = DINERS)

※GMO のカード属性紹介 API で有効性チェックが自動で行われる。有効じゃない場合、プリペイドの場合、はじく

3

カードの登録(GMO に登録)

カードトークン化を行い、GMO のカード登録 API にはトークンのみ渡す

※レスポンスに下 4 桁/ブランドが返ってくるため、API 終了後 KIZUNA の DB に 保存 → ここ相談したい

※変更時、GMOのカード情報削除 API を実行してから再度 STEP2/STEP3 を実行する

請求情報の登録・変更
4

請求情報登録 @GMO

※請求情報の ID とパスワードが返却されます。この ID パスワードで GMO の情報と一致させます。

※前項ステータスの CAPTURE:即時売上で登録

5

請求情報登録 @KIZUNA

自社 DB に保存

返却された ID とパスワード・その他内容を保存します。

※バッチ or 初期決済時

ここまで請求情報・監理団体ステータスの更新
6

決済処理 @GMO

※バッチ or 初期決済時

7

請求結果更新 @KIZUNA

※STEP7 のレスポンスに応じて更新(入金済み or アカウント停止 or そのまま[false])

注意事項

{primary} クレジット決済公式資料 17P

GMO のサービス利用においての注意事項を明記します。

No 内容 制限 備考
1 利用可能な金額 1 円~ 9,999,999 円 利用金額と税送料の合計
2 本人認証の開始から決済までの時間 900 秒 本人認証のパスワード登録画面を表示してから 900 秒以上経過すると決済が正常に行われません。
3 本人認証のパスワード入力のリトライ カード会社に依存
4 利用可能ブランド VISA
MasterCard
JCB
AmericanExpress
DinersClub
8 暗証番号と 3DS の併用 不可 暗証番号はご契約時に暗証番号利用を設定された加盟店様のみ、ご利用可能です。
9 「仮売上」状態の取引を「実売上」に変更可能な期間 60 日 当日を 0 日起算とする
10 「仮売上」状態の取引を「取消・返品」および「金額変更」が可能な期間 180 日(取引の保持期間) 当日を 0 日起算とする
11 「実売上」/「即時売上」状態の取引を「取消」可能な期間 当日 24 時まで
12 「実売上」/「即時売上」状態の取引を「返品」可能な期間 当月内
13 「実売上」/「即時売上」状態の取引を「月跨り返品」可能な期間 180 日(取引の保持期間) 当日を 0 日起算とする
14 「実売上」/「即時売上」状態の取引を「金額変更」可能な期間 180 日(取引の保持期間) 当日を 0 日起算とする
15 1 取引あたりの履歴数(返品/再オーソリなどの回数) 無制限

利用機能 論理モード

{primary} クレジット決済公式資料 21P

{warning} 要するに、このモードは有効なカードのみ返却するという事。なので会員に対して必ず有効カード 1 枚以下に設定すれば、会員 ID だけでカード情報も取得できるということになるはず

論理モードとは有効なカード情報のみを対象としてカード登録連番を採番しなおして返します。

加盟店様がカード情報照会を呼び出すと、当サービスは保持している情報で有効なカード情報を取得し、論理番号を採番し返します。

このモードは必ず 1 枚しか登録しない加盟店様向けのモードです。

論理モードで 1 枚しか登録しない場合は、決済時のカード登録連番は”0”固定で処理が可能です。

論理モードを使用した場合には、必ず 0 ~ 4 の数値が返ります。

例として、カード情報を参照した場合のイメージは下図のようになります。

image


利用 API 一覧

{primary} クレジット決済公式資料 40P

NO. API 名称 説明
1 EntryTran.json 取引登録 オーダー ID を指定して取引を登録します。
2 ExecTran.json 決済実行 登録された取引に対して弊社トークンを発行します。
9 AlterTran.json 決済変更 決済が完了した取引の決済内容を取り消しを行います。
10 ChangeTran.json 金額変更 対象取引の金額変更を行います。
12 SaveMember.json 会員登録 カード情報を紐付ける会員の情報をサイトに登録を行います。
13 UpdateMember.json 会員更新 会員の情報を更新を行います。
14 SearchMember.json 会員参照 サイトに登録されている会員 ID 情報の参照を行います。
※削除した会員 ID 情報は参照できません。実施した場合は、エラーとなります。
15 DeleteMember.json 会員削除 サイトから会員の情報を削除を行います。削除した会員情報は使用不可となります。
※一度会員 ID を削除しますと、同じ会員 ID で再度登録することはできません。
16 SaveCard.json カード登録/更新 会員に対してカード情報を登録を行います。また、登録連番を指定することで保有情報の更新を行うことも可能です。
18 SearchCard.json カード照会 会員に登録されているカード情報を返却します。
19 SearchCardDetail.json カード属性照会 クレジットカードに関する属性情報の取得を行います。
20 DeleteCard.json カード削除 登録されているカード情報の削除を行います。